木村秋則さんの「奇跡のりんご」を使った商品
木村秋則さんとの出会い
私が木村秋則さんと出会ったのは1989年、今から20年以上前になります。
実ったリンゴがまだ可愛らしく、りんご畑には生活のための、色んな野菜も植えられていた頃です。
リンゴの木々には水の入ったバケツが下げられ、虫取りの苦労が覗えました。
男二人で畑に腰掛け、岩木山に夕日が沈むまで話こみました。木村さんの自然農法栽培でのリンゴつくりへの情熱に感動し、春、夏、秋、雪深い冬も何度も畑に通いました。
木村秋則さんのお話を聞くと、自然から学ぶことが本当に多いと感じます。木村さんは、自然のものを見る目を持ち、そこから悟り、それを自然栽培に活かしていくのです。
行動や思考はいつも真剣で一生懸命で、妥協せず、更に更に追及していきます。
半世紀も生きてると、人生、山あり、谷あり。雨が降っては晴れ、悲しみのあとには、喜びがあります。だから何があっても、じっと歯を食いしばって、苦しみを乗り越えるために、辛抱して頑張ったら、何とかなるべな。と酒を酌み交わしては、あっあっあっあっあっと木村さんが笑い、んだな、と僕も一緒に笑っているのです。
奇跡のリンゴとは
「奇跡のリンゴ」とは、木村秋則さんが、農薬によって体調を崩された奥様の美千子さんのために、安全なりんご作りに挑戦して始められた、自然栽培による愛情たっぷりの りんごです。
一般のりんご栽培は農薬や肥料を与えなければ実ることが出来ないために、自然栽培では不可能だといわれていた果物です。
しかし、木村さんはあきらめず努力を続け、ついにその栽培方法を確立して、リンゴを実らすことができました。
だから木村さんのリンゴは「奇跡のリンゴ」と呼ばれるのです。
この、自然栽培に取り組む木村秋則さんと奥様、三人のお嬢様たちの、苦労をじっと耐え忍んできた家族の絆が描かれた実話が映画「奇跡のリンゴ」にもなりました。
木村秋則さんを演じるのは、阿部サダヲさん、 妻・美千子さん役には菅野美穂さん。また、木村さんの義父役には山崎努さんと、豪華俳優の皆様です。
さらに、ハリウッドでのリメイク企画も進行中だとか。
木村秋則さんの奇跡のリンゴを使った料理への思い
「レストラン山崎」は青森県弘前市のフランス料理店です。
スローフードな素材にこだわり、安心で安全な美味しいお料理を多くのお客様に召し上がっていただくことをモットーとしております。
料理人として、木村秋則さんの力になりたい!
木村秋則さんのリンゴを使った料理を考え、木村さんのリンゴの販路拡大に役立つためにも素晴らしい味わいのこのリンゴを世間に認めさせてあげたい。
そんな思いで作りあげたと…いうのは私の思い上がりです。
木村秋則さんと奥様の、もっとリンゴの味を生かすようにとのご意見を伺い、自然のまま、リンゴの味が生きるように、その風味のバランスを取った末に生まれたのです。
木村秋則さんとリンゴの樹が心を通じ、その環境を調えて、リンゴの樹が実をつける。
その樹の実をひと品ひと品の料理に生かしたのがこの「木村秋則さんの自然農法栽培りんご冷製スープ」をはじめ、下記の商品なのです。